「さっきから何で何も言わんの?」
「………。」
「おーい!」
「……別れよっか。」
「……はい?」
「別れよっか。」
「は?意味判んねぇし。」
「だって…ね、もう疲れちゃった。」
「どして?」
「不安で不安で、もう私死んじゃうかもしれない。」
「何が不安なの?」
「…貴方には絶対判らない。」
「(ムカツク言い方しよるなー)いや、俺が悪いの?」
「ううん、…そういう訳ではない。多分。」
「(多分?)ならなんだよー!納得出来ないんだけどー!!」
「あははは。」
「あははじゃねーよ。」
「私、貴方を見てるとすごくここが痛い。苦しい。息が出来ない。」
「………。」
「不安なの。」
「だから何で?」






「…貴方が素敵過ぎるから。」






「いや、ちょっと待てよ、意味わからねぇし////////」
「(あ、照れてる)ごめんね。」
「まあ、俺が素敵なのは事実だけど!!!」
「あはは、はは…はは。」
「いや、そーじゃなくて…俺別れたくないんスけど。」
「そうだね。」
「そうだねって…。」
「ほら、太陽が沈むよ。」
「あ?」
「夕日が沈む。」
「ああ、夕日ね。」
「なんか、夕日が沈む時って悲しいよね。」
「そうか?」
「明日になればまた見れるのに…悲しいよね。」






「何言ってんだよ、太陽は動いてなんかいねーし。
 俺ら地球が勝手に動いてるだけだろ。」






「……そっか。」
「そうだよ。」
「人はおかしな事を言うね。」
「お前が勝手に遠くに行くだけだろ。」
「ん?」
「俺はずっと、そばにいんのに。」













貴方と共有するものは
空気と言葉と
それともう一つ










「ねぇ、」
「何?」
「怒ってる?ごめんね、さっきの嘘。」
「……俺、頭悪ぃからもう忘れた。」























※今時、こんなクサイ男いないと思います(笑)
 たまには…前向き(?)なのも…ね。

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