「あー君なんかにしゃべるんじゃなかった。」 「別に誰にも言わないよ…。」 「いや、私のプライドが許さない。」 「あんたのプライドなんて知るかよ…。」 「いっそ、ここで君を殺して口封じするか…。」 「別にあんたなんかに殺される気しないんだけど。」 「殴る。」 「いいよ、あんたが殴るって言っても全然怖くないから。」 「じゃー本当に殴る。」 「こっちもやり返すよ？普通に考えて俺が勝つでしょ。」 「じゃあ蹴る。」 「同じだし…（笑）」 「じゃあ殺す。」 「だからやり返すって（笑）」 「このＭＤのコードで首締めていい？」 「締めてる間に抵抗してやり返す。」 「ちっ…一瞬で死んでくれないの？じゃあ、私がナイフ持ってて油断してる隙見て刺したら？」 「痛いけど死ぬまでにそのナイフ奪ってあんたを刺し返す。てかあんたの力じゃ俺は殺せない。」 「んー悔しいなぁ…。じゃー電気でビリビリしびれるのは？よくヤンキーが持ってるやつ。」 「あれは気絶するだけだから死なないよ。」 「じゃー車が走ってる道路に押す。私はキャーって叫んで君が飛び込んだーって言えば罪は問われない。」 「いや、無理あるよ…それ。」 「じゃー青酸カリ飲んじゃうのはどおかね？」 「青酸カリ…それは嫌かも…。気づかない上に痺れるからやり返せないし。」 「本当？じゃあ青酸カリで決定ね。私が鞄の中に持ってる設定で。」 「まじかよー。」 「まじっすよ。実は君には大量の保険金がかけられてたって事で。」 「ははははっはは」 「ははははっは」 「あー！のど乾いたー」 「は？私乾かないし。」 「コーラおごって。」 「いいけど。」 「あれ？やたら優しくない？いいの？」 「うん。青酸カリ入りのコーラでいいなら。」