■花葬





大きな館に入ると貴方が花葬されていました/何時も以上に美しく、その肌は冷たく、微笑んでいるようでした/呼んでも泣いてもぴくりとも動かず、貴方は私を無視しし続けました/私は誰と会話をしているかすら判らなくなりました/私に死に顔だけは見せないでとあれ程言ったのに/私が先に逝くから笑顔で見送りをしてと言ったのに/私の瞼をやさしく閉じてくれると約束したのに/そんな悲しい夢を見ました
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